No.1290, No.1289, No.1288, No.1287, No.1286, No.1285, No.12847件]

たぶん完全に現実逃避なんだけど、今は現実に向き合ったり色々考えたりしたくなくて、入院中はひたすら映画やアニメを見たり、お話を読み耽ったりして過ごしてる。
そうしてる間はフィクションの世界に没頭していられるから。

#入院記録

日記

「君の名前で僕を呼んで」

静かで美しい映画でした。
同性だろうが異性だろうが、想いを交わし合うのはなんて美しいんだろう。
そこになんら違いはないと思う。

砂の惑星でも綺麗な人だなと思ったけど、若い頃のティモシーシャラメの美しさが半端なかった。
若さゆえの儚さや繊細さ、倦んだような憂いを纏った彼はどこか中性的で、たまらなく魅力的でした。
相手役のアーミーハマーも真っ直ぐにスラリと伸びた足、大人ゆえのずるさなどまた違った魅力が。
二人の体格差もたまらなかったなあ。

ラストの電話のシーン、互いに自分の名前で相手を呼ぶところが切なくて切なくて泣いた。
恋も愛も、その先に待っているのは必ずしもハッピーエンドではなくて、愛してるからこそ気持ちを押し隠したり、身を引いたりと一般的に幸せではない結末もあって、でもそれも一つの愛の形なんだってことを、この年になったからこそいろんな人生経験して、本当の意味で理解して受け入れられるようになった気がする。
恋も愛も苦しいよね。
幸せだけど、同じくらい苦しい。

このお話は主人公の両親がとても素晴らしい人達で、息子にかける言葉がとても深かったです。
最後に、その中で特に好きだった台詞を。

人は早く立ち直ろうと自分の心を削り取り、30歳までにすり減ってしまう。
新たな相手に与えるものが失われる。
だが、何も感じないこと、感情を無視することはーーあまりに惜しい。
(中略)
今はまだ、ひたすら悲しく苦しいだろう。痛みを葬るな。感じた喜びも忘れずに。

映画

主治医の先生とのお話。

これまでの検査結果全部見せてくれながら説明してくれたけど、いざ検査結果を目の前にすると、

ああ、やっぱ私のからだ病気なんだな

ってのがストンと胸に落ちてきて、ショックというか、すごく落ち込んだ。
退院後の生活も色々制限あるし。

健康で、なんの縛りもなく自由に暮らせることが当たり前なんかじゃなくいかに尊いことか、そうじゃなくなってみて初めてその価値に気づく。
入院する前に戻りたい。

#入院記録

日記

入院14日目

朝から採血と検尿。
やっぱり針刺されるのは痛い🥲
リハビリはもう済んだから、あとは呼吸機能検査と、主治医の先生とのお話。

今週末にとりあえず退院できることになったので、それはとても嬉しい。
でも、退院しても今はまだもとの日常に戻れるわけじゃないから不安はいっぱい。

#入院記録

日記

waveboxに絵文字と返信不要のメッセージありがとうございます。
確認しております。

私なぞのことを気にかけて、優しい言葉をかけてくださるその気持ちがとても嬉しかったです。

映画鑑賞
「シザーハンズ」

前に見たことあった気がしたけど、話全然覚えてなかったから気のせいだったのかな?
切ない恋物語。
若いウィノナライダーがとても可愛いかった。
しかしアレだね、どこの国でも狭いコミュニティの閉塞感や同調圧力、疎外は変わらないのね。

映画