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今日は11月32日、ゾサの日ですね🎊
ってなわけで、こないだのワードパレットから16.雷光(狂気、一筋の光、傷跡)でSS 書いてサイトにアップしました。
あそこからゾサが始まったと思ってる人間なので、もう何度も同じようなの書いたけど、それでも何度でも書いてしまう。
ってなわけで、こないだのワードパレットから16.雷光(狂気、一筋の光、傷跡)でSS 書いてサイトにアップしました。
あそこからゾサが始まったと思ってる人間なので、もう何度も同じようなの書いたけど、それでも何度でも書いてしまう。
仕事は好きだ。
整備士としての俺を、みんなが、シノが、必要としてくれるから。
物心ついた時には親はいなくて、泥水を啜って生きる俺は道端に落ちてるゴミみたいに誰からも必要とされない存在だった。
CGSに拾われて整備班に配属されるまでも、体が小さくて体力もない俺は何の役にも立たなくて、殴られるばかりのやっぱり不要な存在だった。
誰にも知られることのないように胸の内にしまい込んでいるこの気持ちだってそうだ。
誰からも必要とされない。
女好きを公言して憚らないシノは、男である俺がシノのことを好きだなんて知ったらきっと困るだろう。
困るだけならまだいい、気持ち悪いと避けられたら。
あの大きくて温かい手のひらが、もう二度と自分に触れなくなったら。
どう頑張っても受け入れられる未来の描けないこの気持ちはやっぱり必要とされないもので。
そんな、必要とされないものばかりでできた俺に、唯一必要とされるものをくれたのが整備の仕事だった。
流星号の整備を一人で担当させてもらえるようになってからは、今まで以上にシノが俺を必要としてくれて。
それだけでもう、十分だった。
ねえ、シノは俺に守れる力が欲しいって言ったけど。
シノは俺に、シノを守る力をくれたよ。
ねえ、知ってた?
それがどんなに嬉しかったか。
「……ありがとう、シノ」
流星号のコクピットの中で、小さく小さく呟く。
それから、シノの血と汗の染みついた、獣のような匂いのするシートにそっと頬を寄せた。
「流星号も、ありがとう。……ねえ、どれだけ壊れても、手足が千切れたって俺が完璧に直してあげる。だからーーお願いだよ、シノを守って」
どうか、どうか。
俺の気持ちは届かなくていいから、この願いだけは届きますように。
切実な祈りを胸に、俺はシノの代わりに傷を負った流星号を直すべく整備という名の戦いへと身を投じた。
#シノヤマ
整備士としての俺を、みんなが、シノが、必要としてくれるから。
物心ついた時には親はいなくて、泥水を啜って生きる俺は道端に落ちてるゴミみたいに誰からも必要とされない存在だった。
CGSに拾われて整備班に配属されるまでも、体が小さくて体力もない俺は何の役にも立たなくて、殴られるばかりのやっぱり不要な存在だった。
誰にも知られることのないように胸の内にしまい込んでいるこの気持ちだってそうだ。
誰からも必要とされない。
女好きを公言して憚らないシノは、男である俺がシノのことを好きだなんて知ったらきっと困るだろう。
困るだけならまだいい、気持ち悪いと避けられたら。
あの大きくて温かい手のひらが、もう二度と自分に触れなくなったら。
どう頑張っても受け入れられる未来の描けないこの気持ちはやっぱり必要とされないもので。
そんな、必要とされないものばかりでできた俺に、唯一必要とされるものをくれたのが整備の仕事だった。
流星号の整備を一人で担当させてもらえるようになってからは、今まで以上にシノが俺を必要としてくれて。
それだけでもう、十分だった。
ねえ、シノは俺に守れる力が欲しいって言ったけど。
シノは俺に、シノを守る力をくれたよ。
ねえ、知ってた?
それがどんなに嬉しかったか。
「……ありがとう、シノ」
流星号のコクピットの中で、小さく小さく呟く。
それから、シノの血と汗の染みついた、獣のような匂いのするシートにそっと頬を寄せた。
「流星号も、ありがとう。……ねえ、どれだけ壊れても、手足が千切れたって俺が完璧に直してあげる。だからーーお願いだよ、シノを守って」
どうか、どうか。
俺の気持ちは届かなくていいから、この願いだけは届きますように。
切実な祈りを胸に、俺はシノの代わりに傷を負った流星号を直すべく整備という名の戦いへと身を投じた。
#シノヤマ
まだ7月になったばかりだというのに、茹だるような暑さですね。
暑いといえば、去年の夏、暑さで頭がおかしくなりそうな時に妄想したこちらの話 、最高にくだらなくて結構気に入ってる。
暑いといえば、去年の夏、暑さで頭がおかしくなりそうな時に妄想したこちらの話 、最高にくだらなくて結構気に入ってる。
金曜日にお蔵入りしたお話、結局書きたいとこは書けたのでここに載せとく。
・生まれつき顔の左半分に痣があるサ
・気味悪がられて狐の面をずっとつけさせられ、そのうち家族にも捨てられる
・ゾは身分の高い侍
・捨てられてたサを気に入って拾う→のちに手を出す
・狐の面は絶対に外さない約束でサはゾに抱かれてた
っていう脳内設定で、書きたいシーンだけ書いたもの(裏テーマは「誓い」)。
この設定の部分からちゃんと書けばお話になるんだけどなー、結局いつも細切れの断片だけ書いてしまう。
ちなみに二人の口調は、完全に最近読んだ十二国記の影響受けてますね、はい。
カラン、と虚ろな音を立てて半狐面が床を転がる。突然のことに目を見開いたサンジだったが、すぐさま露わになった素顔を両の腕で覆うと、ゾロの視線から逃げるように深く顔を俯けた。
「なんということを……! 決して面を取らぬと約束したはず、なればこそおれはーー」
言い募るサンジの両腕をゾロが思いきり引いた。抵抗するのをさらに強い力で引き、隠されていたサンジの素顔が晒される。
「たしかに約束をしたな」
ゾロが初めて見るサンジの素顔。その左の額から顳顬あたりにかけて、赤黒く醜い大きな痣があった。おそらくは多くの者が眉を顰め目を逸らすであろうその顔を、ゾロは表情一つ変えずに見つめた。
「やめろ、見るな!」
必死に顔を背け、取り乱して叫ぶサンジの顎を捉え、無理矢理に面を向けさせる。
「あの約束は、これを見せないためか」
「ああそうだ! こんな醜い顔、おまえだって見たくはないだろう。だから隠していたのに、それをおまえは——! 人は醜いものを厭う。この顔のせいで、どれだけ化け物と憎まれ蔑まれてきたことか。実の親にだって見捨てられた。おまえだって同じだろう? この醜さゆえにおれを疎んじて捨てるんだ!!」
「……ずいぶん見損なわれたものだな」
顎を掴んだままゾロが顔を寄せ、額が触れ合わんばかりの距離で怒りに燃える青の瞳をひたと見据えた。
「おれがそんな見た目ばかりの醜さに惑わされるような器の小さい人間だと言うか」
その目を、サンジもぎりりと睨み返す。
「人は皆同じだ。どんなに御託を並べようと、おまえだって例外じゃない」
「ならばおまえこそ、上っ面ばかりで本質が見えていない大馬鹿者だ」
「なんだと……!」
「決して面は取らぬというおまえとの約束、おれはあえてそれを破った。おまえが顔に見られたくないものを抱えていたことくらいとうにわかっていたからな」
「だったらなぜ!」
「最後まで聞け!」
有無を言わせない強い声に、サンジは思わず動きを止めた。
「おれは気まぐれでおまえに手を出したわけではない。心の底から欲したからこそ手を伸ばしたのだ。いいか、心の底から欲するというのは、おまえの全てを望むということだ。おまえがその面の下に隠したものとて例外ではない」
ゾロは愛しいものに触れるような手つきでそっとサンジの痣に触れた。
「おれはあえて約束を破り、神でも仏でもなく、他でもないおまえに誓うぞ。おれの命が尽きるまで、おまえを苦しめるその痣ごとおまえを愛するとな。だからおまえも未来永劫おれのものになると誓え」
「……誓わずとも、おまえに拾われたあの日からおれはおまえのものだ」
「そうか。ならばもう二度と狐の面をつけぬと誓え——その美しい顔を隠すな」
「——どうしておまえは、おれなんかを……」
「愚かな問いだな。そんなの、おまえがおまえだからだ。他に理由などない——で? 誓うのか、誓わんのか」
サンジの瞳がゆらりと揺れ、透明な膜が張る。それから、全てをさらけ出したその顔がくしゃりと大きく歪んだ。
「おれは、おまえに誓う——もう二度と、この顔を隠すことはしない」
「……それでよい」
美しいその泣き顔に口付けを落とすと同時、ゾロは白鞘の刀を音もなく抜いた。
カラン、と澄んだ音が響く。
床の上の半狐面は、きれいに真っ二つに割れていた。
・生まれつき顔の左半分に痣があるサ
・気味悪がられて狐の面をずっとつけさせられ、そのうち家族にも捨てられる
・ゾは身分の高い侍
・捨てられてたサを気に入って拾う→のちに手を出す
・狐の面は絶対に外さない約束でサはゾに抱かれてた
っていう脳内設定で、書きたいシーンだけ書いたもの(裏テーマは「誓い」)。
この設定の部分からちゃんと書けばお話になるんだけどなー、結局いつも細切れの断片だけ書いてしまう。
ちなみに二人の口調は、完全に最近読んだ十二国記の影響受けてますね、はい。
カラン、と虚ろな音を立てて半狐面が床を転がる。突然のことに目を見開いたサンジだったが、すぐさま露わになった素顔を両の腕で覆うと、ゾロの視線から逃げるように深く顔を俯けた。
「なんということを……! 決して面を取らぬと約束したはず、なればこそおれはーー」
言い募るサンジの両腕をゾロが思いきり引いた。抵抗するのをさらに強い力で引き、隠されていたサンジの素顔が晒される。
「たしかに約束をしたな」
ゾロが初めて見るサンジの素顔。その左の額から顳顬あたりにかけて、赤黒く醜い大きな痣があった。おそらくは多くの者が眉を顰め目を逸らすであろうその顔を、ゾロは表情一つ変えずに見つめた。
「やめろ、見るな!」
必死に顔を背け、取り乱して叫ぶサンジの顎を捉え、無理矢理に面を向けさせる。
「あの約束は、これを見せないためか」
「ああそうだ! こんな醜い顔、おまえだって見たくはないだろう。だから隠していたのに、それをおまえは——! 人は醜いものを厭う。この顔のせいで、どれだけ化け物と憎まれ蔑まれてきたことか。実の親にだって見捨てられた。おまえだって同じだろう? この醜さゆえにおれを疎んじて捨てるんだ!!」
「……ずいぶん見損なわれたものだな」
顎を掴んだままゾロが顔を寄せ、額が触れ合わんばかりの距離で怒りに燃える青の瞳をひたと見据えた。
「おれがそんな見た目ばかりの醜さに惑わされるような器の小さい人間だと言うか」
その目を、サンジもぎりりと睨み返す。
「人は皆同じだ。どんなに御託を並べようと、おまえだって例外じゃない」
「ならばおまえこそ、上っ面ばかりで本質が見えていない大馬鹿者だ」
「なんだと……!」
「決して面は取らぬというおまえとの約束、おれはあえてそれを破った。おまえが顔に見られたくないものを抱えていたことくらいとうにわかっていたからな」
「だったらなぜ!」
「最後まで聞け!」
有無を言わせない強い声に、サンジは思わず動きを止めた。
「おれは気まぐれでおまえに手を出したわけではない。心の底から欲したからこそ手を伸ばしたのだ。いいか、心の底から欲するというのは、おまえの全てを望むということだ。おまえがその面の下に隠したものとて例外ではない」
ゾロは愛しいものに触れるような手つきでそっとサンジの痣に触れた。
「おれはあえて約束を破り、神でも仏でもなく、他でもないおまえに誓うぞ。おれの命が尽きるまで、おまえを苦しめるその痣ごとおまえを愛するとな。だからおまえも未来永劫おれのものになると誓え」
「……誓わずとも、おまえに拾われたあの日からおれはおまえのものだ」
「そうか。ならばもう二度と狐の面をつけぬと誓え——その美しい顔を隠すな」
「——どうしておまえは、おれなんかを……」
「愚かな問いだな。そんなの、おまえがおまえだからだ。他に理由などない——で? 誓うのか、誓わんのか」
サンジの瞳がゆらりと揺れ、透明な膜が張る。それから、全てをさらけ出したその顔がくしゃりと大きく歪んだ。
「おれは、おまえに誓う——もう二度と、この顔を隠すことはしない」
「……それでよい」
美しいその泣き顔に口付けを落とすと同時、ゾロは白鞘の刀を音もなく抜いた。
カラン、と澄んだ音が響く。
床の上の半狐面は、きれいに真っ二つに割れていた。
住宅街のなかほどにひっそりと佇むコーヒーショップ。
さながら砂漠のオアシスのようなその店には、何かしら渇きを抱えた人々がふらりと立ち寄っては癒され、満たされては立ち去っていく。
今日もまた、誘われるように店へと立ち寄る者が一人ーー。
「あちィ」
真夏の午後。まだ太陽も高く、気温も一番高い時間帯であるこの時に、ゾロはスーツのジャケットを腕に抱え、汗をかきかき道を急いでいた。
「クソッ、どこなんだよここは」
普段は人の倍時間をかけて目的地まで到着するところを、今日は珍しく時間通りスムーズに辿り着き、営業のノルマもいつにも増して順調にこなせたところまではよかった。直帰の予定にしていたのでこのまま帰って日が高いうちからビールでも飲みに行こうと思っていたのに、もうかれこれ1時間ほど住宅街を彷徨っている。見間違いじゃなければ、営業に出向いた家の前をほんの数分前にまた通り過ぎた。いったい何がどうなっているのだろうか。迷宮のラビリンスじゃあるまいし。
それにしても、とゾロは立ち止まりギラギラと照りつけてくる太陽を見上げた。暑すぎる。喉が渇いて仕方がない。なのに、閑静な住宅街であるここにはコンビニや飲食店もなければ自動販売機すらない。持っていた飲み物はとうに飲み干してしまったし、このままここを抜けられなければ万事休す。熱中症一直線だ。
焦りを感じつつどの方向に向かうべきかとぐるりと辺りを見回した時、ふと目に入った建物があった。
洒落た外観の2階建てのアパート、その1階の一部がガラス張りになっていた。おおよそ家らしくない外観に、何かの店だろうかと吸い寄せられるように近づいた。ややスモーク調の窓から中を覗き込む。何やら見慣れない機械に紙コップらしきものが見えるが、人の姿は見えない。とその時、視界の端、窓ガラスの下の方に「lieu de repos」と書いてあるのが目に入った。
「りえう……? やっぱりなんかの店なのか?」
紙コップがあるのを見るに飲み物が買える店だったらラッキー、もしそうじゃなくても道を尋ねるくらいはできるかもしれないと、ゾロはとりあえず中に入ってみることに決めた。ガラス戸をコンコンとノックしてからそっと押し開く。
…昨日素敵なコーヒーショップに行ってから、こんな感じの妄想して楽しんでる。続く…のか!?
思いつくままに適当に書いてる時が一番楽しいし筆がのるなー。
ちゃんと書こうと思うほど書けなくなる不思議。
さながら砂漠のオアシスのようなその店には、何かしら渇きを抱えた人々がふらりと立ち寄っては癒され、満たされては立ち去っていく。
今日もまた、誘われるように店へと立ち寄る者が一人ーー。
「あちィ」
真夏の午後。まだ太陽も高く、気温も一番高い時間帯であるこの時に、ゾロはスーツのジャケットを腕に抱え、汗をかきかき道を急いでいた。
「クソッ、どこなんだよここは」
普段は人の倍時間をかけて目的地まで到着するところを、今日は珍しく時間通りスムーズに辿り着き、営業のノルマもいつにも増して順調にこなせたところまではよかった。直帰の予定にしていたのでこのまま帰って日が高いうちからビールでも飲みに行こうと思っていたのに、もうかれこれ1時間ほど住宅街を彷徨っている。見間違いじゃなければ、営業に出向いた家の前をほんの数分前にまた通り過ぎた。いったい何がどうなっているのだろうか。迷宮のラビリンスじゃあるまいし。
それにしても、とゾロは立ち止まりギラギラと照りつけてくる太陽を見上げた。暑すぎる。喉が渇いて仕方がない。なのに、閑静な住宅街であるここにはコンビニや飲食店もなければ自動販売機すらない。持っていた飲み物はとうに飲み干してしまったし、このままここを抜けられなければ万事休す。熱中症一直線だ。
焦りを感じつつどの方向に向かうべきかとぐるりと辺りを見回した時、ふと目に入った建物があった。
洒落た外観の2階建てのアパート、その1階の一部がガラス張りになっていた。おおよそ家らしくない外観に、何かの店だろうかと吸い寄せられるように近づいた。ややスモーク調の窓から中を覗き込む。何やら見慣れない機械に紙コップらしきものが見えるが、人の姿は見えない。とその時、視界の端、窓ガラスの下の方に「lieu de repos」と書いてあるのが目に入った。
「りえう……? やっぱりなんかの店なのか?」
紙コップがあるのを見るに飲み物が買える店だったらラッキー、もしそうじゃなくても道を尋ねるくらいはできるかもしれないと、ゾロはとりあえず中に入ってみることに決めた。ガラス戸をコンコンとノックしてからそっと押し開く。
…昨日素敵なコーヒーショップに行ってから、こんな感じの妄想して楽しんでる。続く…のか!?
思いつくままに適当に書いてる時が一番楽しいし筆がのるなー。
ちゃんと書こうと思うほど書けなくなる不思議。
サイトのDiaryにSS アップしました~!
万が一ちゃんと続き書いたら作品のところに移そうかな。
万が一ちゃんと続き書いたら作品のところに移そうかな。
こないだバスに乗ってたら古びた電話ボックス見かけて、世界が終わるような時にこれが奇跡的に残ってて、どこかの誰かに繋がったら素敵だなと思って浮かんだお話。