No.192

十二国記 第4巻
「風の万里 黎明の空」読了。

いや〜、面白かった!
クライマックスの盛り上がりとかほんとに最高だったし、広げた風呂敷をしゅるしゅるしゅる〜と畳んでいく様は見事の一言。
たくさん悩んで考えた末に陽子の出した初勅も素晴らしかった。

私は第1巻から十二国記シリーズを読みじめた、つまりは陽子の物語がこの世界への取っ掛かりだったので、やっぱり思い入れが強いというか。
1巻でもかなり成長した陽子が、王としてまたさらに飛躍していく様を紡いだ物語が読めて幸せでした。
いやほんとに、世界観とかキャラの作り込みがすごいのよ。
そしてそれぞれに魅力的なの。
本当にいいお話でした…!